コレステロールを下げるサプリ上手な選び方
コレステロールの数値が高いまま放っておくのは危険です。そこでコレステロールが高くお悩みの方にはコレステロールサプリがおすすめです。サプリなら手軽にコレステロール値の改善が期待できます。
コレステロールとは
コレステロールにはLDLコレステロールとHDLコレステロールがあり、それぞれ役割が異なります。このうちLDLコレステロールは血管中に油分を運び入れる働きがあり、HDLコレステロールは血管中から油分を運び出す働きがあります。どちらも適度な量であれば問題ありませんが、LDLコレステロールが増加し過ぎると血管壁に蓄積し、動脈硬化を進行させるため注意しなければなりません。このためLDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれます。
コレステロールサプリとは
悪玉コレステロールの数値を下げるには食生活や生活習慣などが欠かせません。さらにこれらを補う方法に、コレステロールサプリの活用があります。コレステロールサプリの主成分はEPA、DHA、サポニン、レシチン、リコピン、ナットウキナーゼ、キトサンなど製品によってさまざまです。こうした成分にはLDLコレステロールを減らしたり、HDLコレステロールを増やすほか、肝臓での中性脂肪の合成を抑えるものもあります。
コレステロールサプリの選び方
コレステロールサプリは毎日続けることで効果が得られます。そこで自身のライフスタイルにあわせたコレステロールサプリ選びのポイントを押さえておきましょう。
善玉コレステロールを増やす成分が含まれているものを選ぶ
善玉コレステロールを増やしたいのであればリコピンやレシチンといった成分が配合されたサプリを選びます。特にリコピンは脂溶性なので食事と一緒に摂取することで、吸収率が高まります。
悪玉コレステロールを減らす成分が含まれているものを選ぶ
悪玉コレステロールを減らしたいのであればEPAやDHAといった成分が配合されたサプリを選びます。厚生労働省の発表によれば、男女ともに必要なEPA及びDHAの摂取量は毎日1g(1,000mg)が目安です。
機能性表示食品を選ぶ
機能性表示食品とは事業者の責任により科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。身近な製品ではペットボトルなどにも表示されていますが、コレステロールサプリを選ぶ際にも基準のひとつとなります。
続けやすい価格帯で選ぶ
コレステロールサプリを毎日続けるためにはコスト面も確認しておかなければなりません。ただし価格にだけ惹かれ購入するのではなく、必要な成分の配合量とのバランスが大切です。
悪玉コレステロールが高いことによる動脈硬化のリスクはさまざまな病気の引き金になります。コレステロールは医薬品でも下げることはできますが、自然成分によるサプリなら副作用の心配ありません。そこでサプリを上手に取り入れることでより効果的なコレステロール対策が期待できます。